東京都内保健所・精神保健福祉センター・ 措置指定病院宛申し入れ

                                  2005年5月26日 東京都精神保健福祉医療関係機関の皆様へ       心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな! ネットワーク                          代表 龍眼明慧           前略  日ごろの精神医療保健へのご尽力に敬意を表します。  私たち「心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな! ネットワー ク」は同封の手紙を東京都知事に出しました。  心神喪失者等医療観察法においては、法務省の保護観察所の下で、保健 所、通院指定施設とされた精神病院、地域生活支援センター、グループホ ームなどなどの社会資源がすべて、「地域処遇」という名の対象者の地域で の強制医療・監視体制に使われることになります。  奈良県担当者の対応どおり、こうした医療観察法への協力は、信頼関係 の要ともいうべき個人情報の提供を伴い、いままで積み上げられてきた地 域での精神保健福祉医療に甚大な影響を与えることはいうまでもありませ ん。   医療観察法対象者に対しては「再犯の防止」と法目的に明記されているよ うに、すべてのサービスが、「再犯防止」目的に集中せざるをえません。何 かあれば当然サービス提供側は責任を問われます。  医療観察法の前提が、「精神医療は再犯予測ができ、それによる隔離拘禁 することで防止できる」というものである以上、そうした前提がすべての精 神保健福祉に押し付けられていくことでしょう。精神保健福祉は本人の利 益のためのサービス体制ではなく、事件を防ぐことすなわち治安を目的と する監視体制となりかねません。  私たちは、精神障害者本人の利益のための精神保健福祉医療を、と願う すべての機関に、心神喪失者医療観察法体制への協力を拒否し、その施行 阻止に向け意思表示なさることを訴えます。 東京都知事への申し入れは
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